サラリーマンのTさんは、住宅ローン以外にも教育資金のため、複数のカード会社から借入がありました。
その返済のために別のファイナンスから借金をするという多重債務から抜け出せない状態になっていました。
返済は給与収入で不足する分に関して福島に所有するアパート収入で補っていましたが、原発事故の影響で入居者が集まらず返済困難に。
そこで自宅と福島のアパートの両方に対応できる専門会社に相談しました。
自宅は売却して住宅ローンは完済し、その他の返済は民事再生手続きで軽減。また住宅を手放したくないという希望からリースバック契約をすることになりました。
10年の定期借家契約を結び、月額8万円の賃料で以前と変わらない生活を続けています。
Hさんは体調を壊したことを機に退職し無職に。妻が仕事をして住宅ローンの返済をしつつ、不足分をカードローンで補う中、借金が膨らんでいきました。
その状況を長く続けることはできず、離婚することになったことをきっかけに、任意売却を専門会社に相談しました。
住宅ローンだけでなく、キャッシング分の返済もできていなかったため、「任意売却」と「債務整理」を同時に進めることになりました。
任意売却は4ヶ月くらいで解決し、子供のため近くのアパートに引越も決まりました。
相談者Mさんは、住宅ローン以外にもカードローン等消費者金融からの借入を抱える多重債務者でした。(中略)コロナの影響もあり、これまでに発生している住宅ローン返済に加えて、その他借入金、家賃の支払いなど生活は厳しく、不動産の処分を検討され当協会へご相談に至りました。
Mさんは住宅ローン返済に加えて、その他借入金、家賃の支払いなど支払いに追われていましたが、ご相談当初は自己破産に対しては消極的でした。住宅ローン残債と売却価格の乖離分の資金手当てについて、内縁の妻や両親、ご兄弟に相談して支援も可能そうということで、その必要性を伝えさせえいただきました。
購入希望者はお子さんの同一の学区内での中古住宅を探されている方がおり、価格についても提示の価格での合意に至りました。最終的にはMさんの親からも資金援助をしてもらう形となり、ローンを一括返済する形で決済引渡の実施ができました。
転職を機に収入が下がってしまったというNさん。一番初めにご相談になられた時にはすでにローンを6か月以上の滞納をしており、代位弁済の通知が届いたことでご相談のきっかけとなりました。競売になるのはどうにか避けたいという思いでインターネットでお調べになりご相談となりました。
ご相談時、ローン以外に税金滞納もしており、役所より差し押さえがありました。また、キャッシングでの借り入れもありそちらの支払いも滞っており、給与の差し押さえが役所と金融機関からされている状態でした。お手持ちの資金で最初は役所の方の支払いをし、差し押さえの解除をしていただき、生活を立て直ししてからの任意売却をご提案させていただきました。
税金の差し押さえの解除ができた後に早期に任意売却をすることができました。売却代金で住宅ローンの完済と、各種金融機関の一括返済が可能となり、新たにスタートができる状況になりました。
脱サラし、事業を始められたご相談者様。収入減による住宅ローンの延滞、生活費や事業運転資金の借入れによる多重債務となり、税金の滞納で自宅は差押さえられ、事業は失敗。連日の督促の電話などで普通の生活を送ることが出来なくなっていました。(後略)
相談時に複数社からの借入れがあり、ご本人も借り入れ総額を把握できてない状況でした。税金の滞納額も150万円程あり、早急に任意売却の手続きをし、市役所の方へも相談者と分納などの交渉に入りました。住宅ローン以外の債権者には弁護士の方から破産の受任通知を送付してもらい、一旦督促の連絡などが来ないように手続きを進めました。(中略)税金の滞納で差押が付いていましたが、債権者の方に税金滞納分の控除の折衝をし、なんとか税金も納付する事ができ無事任意売却することが出来ました。
現在は自己破産手続きを弁護士に依頼し、督促などがなくなりご家族が健康的な生活を取り戻す事が出来ました。
(前略)大学時代の奨学金の返済、投資用マンションの毎月の支払いなど債務関係の支払いがこの先どうにもできないと、債務整理をしたいとのご相談でした。ご自身である程度お調べになっており、任意売却ができないかとのご相談でした。(後略)
弁護士にも債務整理などのご相談をすでにされており、投資マンションを売却する手取りも進んでいましたところ、元の売り主が買戻しをするという打診があり、そのまま元売り主へ売却することになったようです。
契約後の投資用マンションの残債務額は約300万。その他の債務に関しては約500万円ほど残るとみられるので、自己破産を視野に弁護士を通じて今後申請を行っていく予定となっているようです。
(前略)奥様からのご相談で、ご主人様の定年退職後、収入が減ってしまい、ローンの支払いの滞り、キャッシングにも手を出してしまうようになったそうです。それらが積もり積もって多重債務となり、すでに返済がうまく回らなく、どうしたらよいのか。というご相談でした。ご相談に来られている時点でマンションの管理組合から競売の予告も来ており、それでもどうにか住み続けたいというご希望もありました。
先ずは、抵当権者への競売を申立てをされないように連絡を入れて、先方の考えをヒアリングしましょうというお話から始めさせていただきました。そのうえで、どうしても今の家に住み続けたいご希望がありましたが、売却なのかリースバックなのか、最善を判断しましょうということをご説明、その他、今後へ向けて色々なご提案をさせていただきました。
リースバックに関しては、ご子息様は住宅ローンを組んでいる関係などがあり融資枠が取れず断念ということになりましたが、無事にお引越しをし、債務整理も進めることで生活状況としてはだいぶ元通りにする力添えをさせていただくことができました。ご子息たちのご家族全員のご協力もあり、ペット3匹が同居できる賃貸物件も見つけることができました。
(前略)40代の時に新築購入したマンションのご相談でした。住宅ローンは当初『数年間は金利のみのお支払い』という、ゆとりローンを組み、元金の支払いを後回しにしていたそうです。現在の支払は住宅ローンの返済だけで20万円超、管理費や修繕積立金などを合わせると毎月24万円もの支払いが必要な状況となってしまったそうです。定年を境に収入も大きく減ってしまい、生活費や住宅ローンの足りない部分をカードローンの借入から行い、だんだんと自転車操業に陥り1年程度でどこからも借入のできない状態になってしまったとの事です。(後略)
定年後ということもあり、残念ながら状況の好転は望めませんでした。今の状況では競売にかけられてしまうことは明確であった為、早急に任意売却の手続きを進め、引越しの費用だけでも捻出することが最優先であるということにご理解を頂きました。また、カードローンにおいては多重債務に陥っており、自己破産なども念頭に早期に弁護士との面談も進めて行きました。
住宅ローンの残債については毎月1万円以下の金額で支払いを続けるという約束を交わしました。しかし、カードローンの支払いが高額になる事から時期を見て法律的な手続きを進むことも考えられます。
任意売却は通常の不動産売却とは、性質が大きく異なるため、それ相応のノウハウが必要になります。
専門会社の場合は、任意売却後も「今の家に住み続ける方法」や「できるだけ高く売却するノウハウ」「債権者との交渉力」を保有。
加えて、多重債務の場合は、通常の案件よりも難易度が上がるため、専門会社の中でも対応可否がわかれます。
このサイトのトップページでは、「多重債務に対応しているか」という観点で専門会社を絞ることもできますので、下記のリンクからぜひ一度ご覧ください。
住宅ローンの支払いが滞った不動産を、金融機関の許可のもとで売却する「任意売却」。横浜でこの任意売却を取り扱う会社は数多くあり、それぞれの会社で得意分野や強みが異なるため、目的に合わせて選ぶことが重要です。
ここでは、「売却後も住み続けたい」「より高く売りたい」「事業資金を得たい」といった目的別に、おすすめの3社をピックアップ。各社の特徴や実績についてまとめてみました。ぜひ、参考にしてみてください。
(※)参照元:リスタート(https://r-start.jp/)※2023年9月~2024年9月度の実績。